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商標権侵害・貿易障壁とWTOに訴えられた豪州タバコ包装規制 オーストラリアが勝訴の報

オーストラリアは2012年、国民の喫煙による健康被害を減らそうと、灰色がかったオリーブブラウンの色を使い・健康被害を警告する大きな絵と小さなフォントのブランド名を付けたパッケージで販売しなければならないという画期的なタバコ包装デザイン規制を導入した。

キューバ、ホンジュラス、ドミニカ共和国、インドネシアは、これを違法な貿易障壁をつくりだすものとWTOに訴えた。この5年来のWTOでの争いに決着がついたようだ。ロイターが4日、ブルームバーグ・ニュースからとして、オーストラリアの勝訴を伝えている。こうした裁定は、タバコだけでなく、アルコールや不健康的な食品にもついても予想されるという。

WTOの広報担当者のコメントは得られない。ブリティッシュアメリカンタバコのスポークスウーマンは裁定が公表されるまではコメントを控えるとしているが、提訴者は戦いを続けるだろうと示唆した。日本たばこインタナショナルのスポークスウーマンはコメントを拒んだが、「裁定案がリークした事実に当惑しており、これは完全なWTOルール違反だ」と言っている。

ただ、一部専門家は、商標をめぐる議論はオーストラリアが思うように進んでおり、提訴側はオーストラリアが使用するデータの信憑性を落とそうと戦っていると言う。オーストラリアにはWHOからの支援もあり、英国、フランス、ハンガリー、アイルランド、カナダ、南アフリカなど他の多くの国もオーストラリア同様の立法に向けて進み始めた。これはオーストラリアに有利な裁定が期待されるサインだという。

Australia wins landmark WTO tobacco packaging case - Bloomberg,Reuters,17.5.5

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寿

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務

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