わけが分らん 帰還困難区域 放射線防護策
- 2018/08/23
- 10:52
政府は東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域の避難指示解除に向け、帰還する住民らの放射線防護策を策定する。解除が予定される地域で八月末から外部被ばく、内部被ばくなどの実態調査に着手し、年内に取りまとめる。収集した科学的なデータを基に、帰還住民らの被ばく低減や安全対策につなげる。・・・
「放射線防護は生活に支障がないように被ばくのリスクをどこまで低減するかであり、数値目標を守ることが目的ではなく手段だ」と強調。「帰還の意思を固めた人が、数値基準に振り回されないようにしてほしい」(伴信彦規制委員)
放射線防護策を策定 帰還困難区域避難解除へ 福島民報 18.8.23
「生活に支障がないように被ばくのリスク」を低減するには、除染によって生活圏(山野や農地も含むだろう)の線量を安全なレベル(数値)にまで引き下げるほかない。高線量区域で被ばくのリスクを減らそうすれば、必ず生活に支障が出るだろう。
「数値目標を守ることが目的ではなく手段だ」。これも意味不明だ。「目的」がなければ「手段」もない。ただただ、帰還を促すための手段ということか。
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