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更田豊志原子力規制委員長は原子力の神様か

更田豊志原子力規制委員長はあたかも原子力の神様であるかのようだ。

福島第一事故原発の溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷やすために原子炉に水を注ぎ続けねばならないことから必然的に出るトリチウム水をタンクで長期保管すべしという多くの声は一顧でだにせず、最も短期間に低コストで処分できる「現実的で唯一の選択肢」として、国や東電に海洋放出の決断を促す。

それがなかなか聞きいれられないことに業を煮やしたか、5日の定例会見では「保管が長引けば長引くほど廃炉に影響が出る」と脅しをかけた。

さらに、トリチウム水の人体への影響がほとんどないとされているが「一部は細胞に取り込まれ遺伝子を破壊する」といった見方に対しても、「極端な議論は人を不幸にする。苦渋の決断をしなければ前に進めない」と、まるで神様のご託宣だ。

「保管が長引けば長引くほど廃炉に影響が出る」とはどういうことなのか。汚染水を保管するか、それとも海に流すか、それによって廃炉の基本工程がどう変わるのか、脅す前に説明を尽くすべきだ。

「極端な議論」とはどういうことか。トリチウムの放射線エネルギーは弱く、半減期も短いとはいえ、体内に入ればDNAを傷つけることは間違いない。それを「極端な議論」とは。もしも無害ならば、「苦渋の決断」の必要もない。要するに、人々が納得できる説明がない。安倍首相の演説同様、言葉だけ踊っている。だからこそ、人は神様のご託宣のごとく受け入れる?しかし、今度ばかりはそうもいくまい。

福島第一原発のトリチウム水 「保管長引けば廃炉影響」 東京新聞 18.9.6

トリチウム水海洋放出案に反発続々(特報) 東京新聞 18.9.6 朝刊 26-27

 

 

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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。

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