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豚コレラ 野鳥もネズミも豚舎に近づけるな 放し飼いなどもってのほか

農業情報研究所2018922 より転載

 農水省が、豚コレラウイルスが野鳥やネズミのような小動物によって広がるケースがあるとして、豚舎や飼料の保管場所に入り込まないように注意を促しているそうである。豚コレラは豚とイノシシが感染する病気で、人や鳥などにはうつらないが、感染した野生イノシシのふんなどが付着するなどして、ウイルスが農場に持ち込まれる恐れがある。対策は農場に野生動物が侵入しないためのフェンスに加え、鳥類などが入り込まないようにネットが有効だという。

豚コレラ汚染拡大 鳥・ネズミも注意 日本農業新聞 18.9.22

しかし、フェンスや防鳥ネットでネズミの侵入を防げるのだろうか。

有限会社 石井養豚センターによると、

「当社に限らず、養鶏場・肥育牛舎などの現場では、飼料がふんだんにある環境なのでネズミが繁殖しやすくなっています。日本の養豚場の少なくとも8割以上がネズミに悩まされているといわれています。

ネズミは様々な病原菌を媒介することと、飼料効率を確保する(ネズミに餌をたべさせない)ために、ネズミ駆除対策も畜産業界では一つの重要なポイントです。

当社ではステンレス製のマキビシを特注で創り、各豚舎の梁(はり)の上や配管上部へ固定してネズミの被害を防止しています」とのことである。

http://ishii-youton.com/hygiene.html

鳥インフルエンザ対策のために密閉鶏舎で鶏を飼わねばならないという養鶏業界のようなことはないのかもしれない。ただ、一部こだわり農園(ぶぅふぅうぅ農園)に見られるような放牧養豚はまかりならんということになりそうだ。まあ、そういう豚肉に拘る生産者も消費者も、日本ではそう多くはなさそうだが。

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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。

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