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原子力の平和利用は平和な国でないとできない  田中原子力規制委員長 ならば原発やめようよ

福井県高浜町で開いた町民との意見交換会における田中俊一原子力規制委員長の問題発言―北朝鮮はミサイルを「(原子炉より)東京のど真ん中に落とした方がいいんじゃないかと思う」―が物議を醸している。

しかし、記者団が問題にしなかった発言の中には、「北朝鮮からのミサイル対策はとっているのか」との町民からの質問に答えての「ミサイル攻撃を想定した対策は立てていない」が「仮にそういうことが起こったとしても、(新規制基準では)大型航空機落下対策があり、相当の対応はできる」というものがある。

ミサイル「原子炉より東京に… 規制委員長が発言、取り消す 福井新聞 17.7.7

ミサイル攻撃と大型航空機落を同一視していいものかどうかという疑問はさておき、玄海原発3、4号機再稼動に関する3月の長崎県平戸市での説明会では、航空機が落下しても原発の安全機能が損なわれないと「本当に確約できるのか」という平戸市市長の質問に対し、規制庁の担当者は「飛行機が当たっても大丈夫かという審査をするのではない。当たる可能性を計算して、1千万年に1回以下しかないということ」と答えている(飛行機が当たっても安全か 当たる可能性は1千万年に1回以下 玄海原発平戸説明会 時評日日 2017/03/20)。

規制庁は「飛行機が当たっても大丈夫かという審査」をしてもいないのに、「(新規制基準では)大型航空機落下対策」があるなどとどうして言えるのだろうか。おまけに問題発言の意味を「戦争状態に入ることは避けてほしい、原子力の平和利用は平和な国でないとできない、という意味で申し上げた」などと釈明している。

ならば、「北朝鮮からのミサイル対策はとっているのか」との町民からの質問には、そんな状況下では原発はやめるしかないと答えるのが筋だろう。もう原発やめましょうと言えば喝采を受けること間違いなしだ。

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Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務

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