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環境省 米で年間100人ヒアリで死亡の表記を削除 朝日も殺虫剤による駆除に警告

昨日、マスコミはヒアリに対する恐怖を煽るのをやめ、殺虫剤によるヒアリ退治を助長してはならないと書いた(マスコミがヒアリの恐怖を煽り、殺虫剤で天敵皆殺し 現時点での駆除は逆効果)。

そのせいではなかろうが、環境省は18日、「アメリカでは年間およそ100人がヒアリに刺されて死亡している」という2009年作成のパンフレットやWEBページに掲載されている記述を削除したそうである。山本幸三環境省が18日の記者会見で、「専門書に書いてあるが根拠が確認できない」と話したとのことだ(ヒアリ:「米100人死亡」否定 環境相、根拠確認できず  毎日新聞 17.7.19「米で年間100人ヒアリで死亡」表記を削除 環境省 NHK NEWS WEB 17.7.19)。

朝日新聞も今日の社説(ヒアリ対策 先例に学び定着阻止を)で、控えめながら(末尾で申し訳のように)「殺虫剤でむやみにアリを殺すようなことはせず、落ちついた行動を心がけたい」と呼びかけた。ただし、同様の呼びかけは他紙では(今のところ)まったく見られない。

工場に搬入され台湾発コンテナからヒアリが見つかった常陸太田市ではホームセンターがアリ用殺虫剤の特設コーナーを設置したところ、アリ用殺虫剤などの売れ行きは前年に比べ4倍にも増えた、特設コーナーで殺虫剤を手にした市内の女性)は、「愛犬が刺されるといけないと思い買いに来た」と話したなど、淡々と伝えるのみである(ヒアリ、広がる警戒 不安の声、殺虫剤販売増 常陸太田 茨城新聞 17.7.1)。この分では、新女王アリの巣の定着を妨げる在来アリの皆殺しが始まりそうだ。それに対する警告はまったくない。マスコミにはまだまだ猛省を促す促さねばならない。

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Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務

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