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米国5例目のBSE 非定型4例目 家畜市場で発見

農業情報研究所(:2017719日)より転載 

 

 米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)が718日、アラバマ州の牛に米国5例目のBSE(狂牛病)を確認したと発表した。この牛は11歳の高齢雌牛で、家畜市場における通常のサーベイランスで見つかった。APHISのナショナル獣医学研究所(NVSL)は、この牛のBSEは非定型(自然発生的)なものであると決定したという。
 
 USDA Detects a Case of Atypical Bovine Spongiform Encephalopathy in Alabama,USDA-APHIS,17.7.18
 
 米国で初めてBSEが確認されたのは200312月のことであった。このケースはカナダからの輸入牛で、飼料を通して感染する古典的(英国型)BSEであった。以後05年月、06年、12年に国産牛のBSEが確認されているが、何れも非定型と診断されている。
 
 非定型とは言え、感染牛を食べれば変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD、狂牛病の人間版)に感染する可能性は否定できない(アメリカで6年来初めてのBSE 非常に稀な非定型BSEというが徹底的検証が必要,12.4.25)。賭殺前に家畜市場で見つかったのは米国のBSEサーベイランスの確かさを示すものなのかどうか、それは分らない。感染牛が見逃される可能性がゼロでないかぎり、危険部位除去など、万全の安全対策が確実な実施が必要だ。
 
 なお、米国のBSE発生状況やBSE対策については農業情報研究所>狂牛病>北米・日本の輸入関係問題を参照されたい。
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Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務

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