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これも景気(内閣支持率)回復の起爆剤 認知症予防ビジネス振興

 

発症原因分らぬのに・・・ 政府 数値目標「10年で1割減」 「認知症患者に偏見」批判も 東京新聞 19.5.18 朝刊24

 

70代認知症「6%減」 政府、初の数値目標案 25年までに 東京新聞 19.5.15 夕刊

付録:“念のため”の認知症治療薬で性格が激変した夫 毎日新聞 19.5.9 
 

*「景気回復の起爆剤」は「エッセイスト・能町みね子さん」の言:「おもてなし」の国 日本(東京新聞 19.5.18)より

 「おもてなし」って、もちろん悪い言葉じゃありません。個人がお客さんを歓迎したり料理を振る舞ったりして、良い気分になってもらうこと。でも、東京五輪の組織委員会が「すべての日本人が、世界中の人々を最高の『おもてなし』で歓迎」と言うと、私は何をすればいいの、と思ってしまいます。

 滝川クリステルさんが五輪招致のスピーチで挙げた「おもてなし」の実例は、「落とし物が返ってくる」「世界一安全な街」「街が清潔」などでした。治安の良さや道徳心として誇るのなら分かりますが、これって「おもてなし」ではないのでは? 「タクシー運転手が世界一親切」とも言っていましたが、根拠はあるのでしょうか。

 そもそも五輪を何のために開くのか。東日本大震災からの復興なども挙げられていましたが、要は、景気回復の起爆剤です。海外からの観光客でもうけようとすること自体、別におかしくありませんが、それを「おもてなしは日本人の特性」として語ることには違和感がある。何にでも使える「おもてなし」という便利な言葉に、大挙して乗っかっている印象です。

 大上段に構えた名前に中身が伴わないのは、最近の風潮です。政府が就職氷河期世代を言い換えた「人生再設計第一世代」は、フェイクニュースかと思えるひどい名前。「女性活躍」「一億総活躍」もありました。

 具体的な内容より、抽象的なキャッチフレーズが先行する。私たちが撤回を求めているJR山手線の新駅名「高輪ゲートウェイ」も、「グローバルゲートウェイ品川」という再開発事業の一部を切り取り地元住民が要望した駅名案「高輪」と無理にくっつけたようで、奇妙です。

 駅名の発表直後、あるインターネット上のアンケートでは95%以上が「変えた方が良い」と答えました。老若男女問わず、多くの人が直観的に「ダサい」と思ったわけです。でも、私が撤回運動を始めると「おまえは関係ない。文句を言うな」と批判されました。東京五輪の反対運動にも同じような批判が出ます。国や大企業に自分を同化して強くなりたい人たちが「権力が決めたことには従いなさい」と個人に圧力をかけている。

 本来の「おもてなし」は自主的な気持ちのはずです。「すべての日本人がもてなしましょう」と強いるのは、違うと思います。

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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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