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原発テロ対策  原発関係主要ニュース 2019年6月13日

対テロ施設計画「設置期限までは運転可能」 美浜3号機、関電説明(福井) 中日新聞 19.6.13

 関西電力が再稼働を目指している美浜原発3号機(美浜町)について、テロ攻撃などに備えた「特定重大事故等対処施設」(特重施設)の建設が遅れた場合でも、安全対策工事が完了する二〇年七月から特重施設設置期限の二一年十月までは、地元同意を前提に運転が可能だという認識を美浜町議会側に説明したことが、同社などへの取材で分かった。

 特重施設を巡っては、原子力規制委員会が四月、期限内の施設完成が間に合わない原発に対して、運転停止を命じる方針を決定。関電が四十年超運転を目指す美浜3号機や高浜原発1、2号機は現時点でいずれも完成が遅れる見通しで、予定通り二〇年以降に再稼働しても早期に期限を迎えることから、再稼働に向けた先行きが不透明になっている。

 美浜町議会は今月三日、関電担当者を招き、美浜原発などに関する議員説明会を非公開で開催。関電側は特重施設の設置期限までは運転が可能だという認識を説明した。特重施設の早期完成も目指すとした。

 これに対し、市民団体「原発問題住民運動県連絡会」は十二日、県庁を訪れて県に美浜3号機の再稼働に同意しないよう要請。「特重施設のテロ対策が間に合わないにも関わらず再稼働するのは規制委に対する違反にあたる」などとして、関電を批判した。

 関電は取材に「美浜3号機の再稼働時期は現時点で未定。立地地域の皆さんのご理解を得て進めていく」と説明した。

 高浜原発では、工事完了予定から特重施設の完成期限まで1号機で一年一カ月、2号機で五カ月と短い。再稼働済みの高浜3、4号機と大飯原発3、4号機(おおい町)もそれぞれ二〇年八月~二二年八月に期限を迎える。

テロ対策施設 期限翌日に原発「冷温停止」に 規制委命令へ 日本経済新聞 19.6.12

原子力規制委員会は12日、原子力発電所のテロ対策施設の完成が設置期限に間に合わない場合、期限翌日には原子炉が冷温停止状態になるよう電力会社に命令することを決めた。電力会社は期限の数日前から原子炉の停止に向けた作業を始める必要がある。

規制委はテロ対策施設が期限内に完成しない場合、原則として原発の運転停止を命じることを4月に決め、手続きの詳細を詰めていた。

まず、期限日の6週間前までに施設が完成していない原発を持つ電力会社に対して、停止命令を出す意向を伝えて、行政手続法に基づく弁明の機会を与える。

弁明も踏まえて、期限日の1週間前までに完成していない場合は停止命令を出す。停止命令は原子炉等規制法に基づく措置。

テロ対策施設は東京電力福島第1原発事故の反省を踏まえてできた新規制基準に基づいて設置が義務付けられた。原発の工事計画を規制委が認可した日から5年以内に完成させる必要がある。原発ごとに期限が異なり、間に合わない原発は「基準不適合」となる。
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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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