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どうしてこういう日本人が増殖しているのだろう 私にはわかりません

十日町「星峠の棚田」マナー守って 観光客の迷惑行為に住民訴え 新潟日報 19.6.22

 大小約200枚の棚田が広がる新潟県十日町市峠。「星峠の棚田」と呼ばれ、全国から多くのアマチュアカメラマンや観光客が、美しい風景を求めて訪れる、人気スポットだ。しかし近年は無断で農地に入り踏み荒らすなど、迷惑行為ばかりが目立っている。住民は「ここは生活の場。観光地ではない。マナーを守ってほしい」と訴えている。
 5月の週末の早朝、棚田を見下ろせる畑に、三脚を手にしたカメラマンが続々と入っていった。手前には「私有地のため、あぜや畑に入らないで」と書かれた看板があるが、躊躇(ちゅうちょ)する様子はみえない。畝の上に堂々と三脚を立てる人も。狭い道には路上駐車の列ができた。
 「星峠の棚田」で知られる同市峠は、30世帯約50人が住む小さな集落だ。そこに、2018年度は過去最高の約4万3千人(市まとめ)が訪れた。春から初夏にかけて、水が張られた様子から、棚田が「水鏡」と呼ばれる時期は特に人気だ。今年の5月の連休中には1日千人が押し寄せたという。
 連休のさなか、深夜に細い山道をバックで上っていた車が約15メートル下の棚田に転落。運転していた男性が死亡する事故が発生した。昨年も同じ場所で転落事故が起きた。この田はオイル漏れから作付けできなくなり、土を入れ替えたばかり。事故発生時は田植えの直前だった。
 「もうここでは米を作れない」。現場の棚田の所有者で峠集落に住む女性(75)は、ここでの米作りを諦めた。「先祖が苦労して開墾した棚田だが、2度も事故があって気落ちしてしまった」と表情を曇らせる。
 迷惑行為は頻発している。集落の住民によると、田や畑に、三脚の跡や車のタイヤ跡があった。ごみを農地や道路に捨てる人、あぜで用を足す人も多いという。
 さらに農作業中の住民にポーズを指示する人、撮影の邪魔だから農作業をやめろという人まで出現。無断で撮影された住民が、知らない間に雑誌に出ていたということもあったという。
 また撮影地へ向かう際、深夜から未明にかけて集落内を車が行き来し、騒音で「眠れない」と訴える住民もいる。集落では5月の転落事故の前から市に対策をとるよう求めていた。
 峠集落の区長、牧田信二さん(58)は「星峠は観光地である以前に私たちの生活の場。訪れる人にマナーは守ってというしかない」と強調。さらに「市は観光宣伝するばかりでなく、監視員を置くなど対策もとってほしい」と訴える。
 市松代支所は事故後、転落地点に柵を設置。農地への侵入禁止を呼び掛ける看板を増やすなど、地元と相談しながら対策を検討する。関口芳史市長は「住民の生活とカメラマンのニーズを調整して、何らかの対応を検討する時期に来ている」と話している。
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Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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