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新渡戸記念館廃止は「合理的」!貴重な国民的文化財はどうなる?揺らぐ司法への信頼

  「新渡戸稲造の遺品を展示する青森県十和田市立新渡戸記念館を耐震強度不足を理由に市が条例で廃止したことに対し、収蔵資料を提供する新渡戸家が条例の取り消しを求めた訴訟の差し戻し控訴審判決で、仙台高裁は10日、「記念館廃止には合理的な理由が認められる」として請求を棄却した青森地裁判決を支持、新渡戸家側の控訴を棄却した。
 上田哲裁判長は、市が実施した耐震診断の不備を指摘した新渡戸家側の主張を「基準の手順通りに判断がされていないとは言えず、再鑑定の必要性も認められない」と退けた」とのことである(仙台高裁が新渡戸家側の控訴棄却 記念館廃止「合理的理由」 河北新報 19.7.11)。

同じ仙台高裁は2年前、「市は記念館の設置時に新渡戸家と交わした覚書で、史料の文化財としての価値を認め、適切な管理、保全を約束していた」と指摘。「合理的な理由がない限り、条例による一方的な記念館の廃止は許されず、訴えは適法だ」と言っている(<新渡戸記念館訴訟>地裁に審理差し戻し 河北新報 17.6.24)。

 

裁判長によってこうも判断が違うとは。司法への信頼は揺らぐどころか崩壊だ。

 

以下も参照されたし。

  新渡戸記念館廃止訴訟 存続を求める原告が敗訴 貴重な史料は誰が保存? 時評日日 17.1.28

新渡戸記念館廃館訴訟 仙台高裁が地裁に差し戻し 拍手!だが却って深まる司法へ疑念 時評日日 17.6.24

渡戸記念館 取り壊し外の選択肢もあるはずだ 時評日日 18.11.3

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Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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