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これを読め! 赤羽国交相 リニア問題

国交相はこう言った。「川勝知事が環境省や農水省と言われるのはちょっといかがなものか」「静岡県が赤信号的なことを言われているのは釈然としない」(リニア問題 国交相が川勝知事に苦言「環境省や農水省も…」発言で SBSNews 19.11.22

だったらこれを読みなさい。少しは勉強せよ!

リニア・トンネル問題は静岡県のわがままではない。大規模トンネル渇水公害がその本質だ BLOGOS 19.11.23

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JR東海は、トンネル工事に伴い流出する湧水をポンプを使って全量大井川に戻すと説明しているが、流出量予測も科学的根拠に乏しい。そして、その戻すといっている水は、渇水期の華厳の滝の流量に相当する毎秒2トン。これを500mも汲み上げて戻すことになるが、実は、この水は、トンネル完成後にトンネル内に漏水するものだけ。

真に問題なのは現在貯水されている大量の被圧地下水が、トンネルが掘削される際に山梨、長野両県側に一気に抜けてしまうこと。戻す水自体がなくなってしまうのだ。

山体に降り注ぐ雨水が地下に浸透し、貯水されるまでには百年単位の時間が掛かっている。時間をかけて蓄えられた大量の地下水が再び溜まるには同じだけの時間がかかる。

また、この抜ける水の規模は今までのトンネル工事渇水で起きた規模とは比べものにならない膨大なもの。JR東海が静岡県の有識者会議に示した資料によると大井川水系に直接関係する破砕帯だけでも、(平均的に)幅800m、深さ500m。そして長さは30㎞にも及ぶ。今までのトンネル工事でこれに比肩する破砕帯を貫いた例はなく、まさに未経験ゾーンといえる領域だ。

この巨大な地下ダムに蓄えられた膨大な量の水が抜けてしまえば、そこからオーバーフローして湧き上がる水は全てなくなり、大井川の源流の南アルプスの沢も枯渇する。生態系は壊滅するだろう。そして、ただでさえ流量不足が経常化している大井川水系が、地下水を含め枯渇することが予想されるのだ(静岡新聞「湧水県外流出「対策を」~」)

このため、川勝静岡県知事だけでなく、大井川の水に依存する10市町の首長がJR東海の金子市長の面会要請を拒否するなで強硬姿勢を貫いているのが現状なのだ(静岡新聞「リニア水問題、流域10市町が面会拒否」)。


<最新関連記事>

リニア問題、中下流域の危機感強く 市町長、国交省に要望 静岡新聞 19.11.23

リニア 国交省審議官一問一答(静岡) 中日新聞 19.11.23


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Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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