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世界の気候変動対策 日本メディアの無知に驚く

 今日の東京新聞の1面トップ記事が「複数の政府関係者が共同通信に明らかにした」として、「首相、気候サミット演説断られる 石炭火力推進が支障温室ガス削減 目標不十分」などと報じている。

 驚いたのは首相が事前に「演説を断られていた」という事実ではない。東京新聞たるものが今頃分かったようにこれを得意げに報じたという事実である。

 「サミットを呼び掛けたグテーレス国連事務総長はかねがね、サミット出席国は新たな石炭発電所建設を止め・化石燃料助成を減らし・2050年まに純排出ゼロを約束するように求めており、石炭発電への支援を止めない国のリーダー格の日本やオーストラリアはサミットの演壇に招かれない」

 これは海外メディアが、そしてわがブログ=時評日日も、とっくの昔に―気候サミット前に―報じていたことだ(→小泉環境相 招かれざる国連気候サミットに出席 石炭発電どうするの? 時評日日 19.9.21)。東京新聞たるものが今頃になってこれ報じたということは、東京新聞を含むわが国メディアは皆、進次郎の「セクシー」発言をはじめとする気候サミットに関する報道を、このこと知らずに報じていたということだ。

  気候変動に関するこの日本ジャーナリズムの鈍感さ、あるいは怠慢が、日本を「化石」受賞国たらしめている一因だったかと合点する。マスコミが海外メディアが報じる世界の気候変動政策をしっかり追いかけていれば、日本政府の気候変動対策ももう少しはマシになったかもしれない。東京新聞の今日のトップ記事、それを知らしめる以外の意味はない。

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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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