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海の魚 適温を求めて人工的境界線を越える 温暖化で漁業環境激変

Warming Waters, Moving Fish: How Climate Change Is Reshaping Iceland,Theb New York Times,19.12.2気候変動関係 今日の内外注目記事 19年11月30-12月1-2より再掲)

Different species of fish evolved to live in specific water temperatures, with some fish like sea bass requiring the temperate ocean climates like those found off the mid-Atlantic region of the United States, and tropical fish like the Spanish hogfish preferring warmer waters such as those in the Caribbean. But these days, fishermen are finding sea bass in Maine and the Spanish hog fish in North Carolina. And as the fish flee they are leaving some areas, like parts of the tropics, stripped of fish entirely.

Whats more, fish need more oxygen when the temperature is higher, said Daniel Pauly, a professor of aquatic systems at the Institute for the Oceans and Fisheries at the University of British Columbia, but warmer water holds less oxygen than colder water.

The fish are swimming for their lives, according to Jennifer Jacquet, an associate professor of environmental studies at N.Y.U. They are moving in order to breathe, she said.

In colder climates, like Iceland, as fish like capelin head north other fish that were previously found farther south move into their waters.

Mackerel and monkfish used to be south of the country, said Kari Thor Johannsson. But now they are up here or west of the country where it used to be colder.

As fish cross political boundaries, that can create a platform for conflict.

<水産サバイバル 激変する道東漁業>1 サンマ凶漁の衝撃 魚体、魚群「いつもと違う」 北海道新聞 19.12.3

 道東沖のサンマ漁が終盤を迎えた11月中旬の根室市・花咲港。広尾漁協(十勝管内広尾町)所属の小型船「第151関丸」(19トン)の漁労長(64)が、ため息交じりにつぶやいた。「11月に入って漁場が近づき、ようやく日帰り操業(一晩漁獲して朝に水揚げする操業)を始めたが、例年より1カ月以上遅い。旬の時期が過ぎて価格が下がってから取れても遅い」

■過去最低下回る

 今年のサンマ棒受け網漁は8月から9月にかけて、例年のロシア200カイリ水域や道東沖に魚群が見当たらず、北太平洋公海での操業を強いられた。漁獲があっても魚体はやせていて、この期間は特に不振を極めた。漁場が近づき水揚げが本格化したのは10月中旬になってからだが、例年通りの11月下旬でほぼ終漁。11月30日現在の道内の水揚げ量は1万9794トン(速報値)で前年同期比61%減。詳細な記録が残る1972年以降で最低だった2017年を下回った。不漁よりひどい「凶漁」といえる結果だった。

 漁期序盤、漁業者の間では公海で漁獲したサンマについて「いつもと違うものを取っているのではないか」とささやかれていた。それは単なる脂の乗りの悪さではなく、魚体の細さに対する違和感だった。漁業情報サービスセンター(東京)漁海況部の渡辺一功(かずよし)副部長も今季を振り返り「これまでと動き方の違うサンマを取っていた可能性がある」と推測する。

■餌環境悪化懸念

 例年、主に漁獲するのは冬に本州南部沖で産卵した後、ふ化した魚群が日本に近い海域を北上しながら餌を食べて太り、秋の早い時期に日本近海に近づきながら南下するサンマだ。今年はこのコースをたどる魚群が見当たらず、漁場は千キロ以上沖の公海だった。

 渡辺氏は「遠い沖合で春にふ化した別の魚群を漁獲していたのではないか」と指摘する。この魚群ならば産卵の時期が遅く、餌を食べて太り始める時期や南下のタイミングが遅い。漁期の序盤に魚群が見当たらず、魚体が細かった状況と合致するというのだ。

 さらに沖合を回遊するサンマの魚体に関しては餌環境の悪化も懸念されている。水産研究・教育機構東北区水産研究所の宮本洋臣(ひろおみ)研究員は「東経160~180度の公海の海域で、サンマを太らせるプランクトンが少なくなっている」と話す。同機構が行う北太平洋での調査では近年、サンマの餌となるオキアミ類やカイアシ類など脂肪分の多いプランクトンの減少が顕著になっているという。

 日本に近い本来のコースをたどるサンマの資源が減少し、沖合のサンマを求めても魚群が薄く、魚体も細いものが多い。凶漁の背景にはサンマ自体とそれを取り巻く北太平洋の海洋環境の変化が影響しているとの見方が強まっている。

 日本近海への魚群の来遊が遅れたことで漁業は少なからず打撃を受けた。特に小型船は高値がつく漁の「はしり」の時期に稼ぐ必要があるが、今年は出漁できない日が続いた。9月には公海に出向いた漁船が転覆し1人が死亡、7人が行方不明になる事故が起きた。渡辺氏は「サンマの生態や減少のメカニズムを調べ、資源量を増やすことを考えなければ漁期前半に苦しむ状況が続く」と強調する。

 資源の急な回復は望めず、来年の漁模様も見通せない。根室市の船主は「こんな状態が続けば廃業する船が出てくる。頼みのサンマが取れないままでは、道東の漁業は衰退しかねない」と懸念している。(村上辰徳)

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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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