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米製兵器 「爆買い」は安全保障にならず

<税を追う>補正 9割「兵器ローン」返済 防衛費、米国製の輸入急増で 東京新聞 19.12.18

 政府が十三日に閣議決定した二〇一九年度の防衛省の補正予算案四千二百八十七億円のうち、ミサイルや戦闘機などの「兵器ローン」の返済(歳出化経費)が三千八百七億円と89%を占めたことが分かった。F35戦闘機など米国政府の「対外有償軍事援助(FMS)」を利用して輸入する米国製兵器の調達費は一千七百七十三億円(47%)とほぼ半分を占め、急拡大する米国製兵器の輸入が防衛費を押し上げていることが鮮明になった。・・・・・・

 防衛省が補正予算を「第二のサイフ」として使い、二〇二〇年度の当初予算で足らない兵器ローンの返済を振り分けていた。二〇年度の実際の防衛費は概算要求よりも三千八百億円多いことになり、当初予算を少なく見せるトリックだ。

 安倍政権で防衛費は聖域のように増え続けるが、米国製兵器の輸入拡大で、ローンを返しても借金が増え続ける自転車操業に陥っている。背景には兵器の購入を露骨に求めるトランプ米大統領の戦略がちらつく。こうした状況に自衛隊の現場でも疑問の声が広がる。

 例えば離島奪回を想定して配備を進める米国製の水陸両用車「AAV7」。一両約七億円、五十二両の導入は取得費だけで三百五十億円超の買い物だが、陸自が導入したのは一九九八年型の年代物だ。

 陸上自衛隊のある幹部は「米本国で旧式になりつつあるのに、どうして買うことになったのか」と首をかしげる。省内からは「自前で開発するよりは安上がりですむ」という説明をよく聞くが、そもそもの必要性について思考の硬直はないだろうか。別の隊員からは「高い米国製兵器を買うなら老朽化する隊舎を改善してほしい」という切実な声も聞く。

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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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