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風車の墓場?老朽風力野垂れ死に

 日本では地球温暖化防止を目的に京都議定書が採択された一九九七年、再エネの普及を図る新エネルギー法が施行。新設の風力発電所などへの補助制度が導入されたことで風車が急増した。現在、約二千三百基に上り、今後は毎年百基超が耐用年数を迎えるとみられる。

 しかし、再エネで発電した電気を国が買い取る固定価格買い取り制度は、新規の設備を手厚く支援し、建て替え後は価格が下がる仕組み。このため採算面で二の足を踏む事業者が多く、シーテックのように建て替える事例は少ない。

 逆に撤去された風車はこれまで約百五十基に達し、今後も増え続けるのは確実だ。寿命を迎えた風車が放置される可能性も指摘されており、日本風力エネルギー学会の出野(いでの)勝監事は「風車の墓場が出現することもあり得る」と警告する。

 総発電電力量に占める風力の比率は二〇一七年度現在、0・6%。国は三〇年度に1・7%程度まで引き上げる目標を設定している。風力発電業界は建て替えを条件にした撤去費用の公的支援を求めているが、政府側は「高めに設定した買い取り価格で建て替え費用も賄ってもらう」(経済産業省関係者)という考えだ。

老朽風力発電、迫る大量撤去 高額建て替え費、国の追い風なく 東京新聞 20.1.11

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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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