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電気自動車ブームはバッテリーリサイクル産業ブームつながるか、それとも?

 核廃棄物の安全な処分方法の確立を待たずに見切り発車してしまった原発と同じことにならなければいいのだが・・・

 

 世界的な電気自動車ブームが起きている。しかし、現在の電気自動車に使用されているリチウムイオン電池は水に激しく反応、発熱・発火する危険なしろもので、使用済みとなっても埋め立てなどによる大量処分は不可能だ。電気自動車ブームは、使用済みリチウムイオン電池のリサイクル能力を劇的に増やさねばならないという難題を生み出す。フィナシャル・タイムズ紙がこの問題を取り上げ、次はバッテリーリサイクル産業がブームになるのか、それとも世界はあり得る問題を無視し続けるのかと読者に問うている。以下に紹介しておこう。

 

Electric vehicles: battery overload,FT.com,20.2.15

 車の電動化の動きが世界的に急加速しているが、電気自動車の使用済みバッテリーの安全な処分のためには現在のリサイクル施設の劇的な拡張が必要になる。

 現在の電気自動車に使用されるリチウムイオン電池の寿命は10年ほどだ。その後は代替用途を見つけるか、リサイクルするか、せねばならない。世界のリサイクル需要は2026年までに、既存のリサイクル能力の10倍を超える恐れがある。

 代替用途を見つけ出すのが第一の選択肢だ。例えば太陽光発電で生み出される電気を蓄えるための家庭での利用。ただ、それでも電池の寿命は5年ほど延びるだけだ。

 

 慎重を期して寿命を8年と見込むと、2025年までに、世界的には110万のバッテリー、あるいはニッケル、コバルトなどの原材料274000トンのリサイクルまたはリユースが必要になる。これは2026年には300万、または80万トン以上に増える可能性もある。ヨーロッパ、中国が半々として推定される年85000トンの現在のリサイクル能力など、小人のようなものだ。

 2万トンのリサイクル施設の建設費用は2億ドルで、設計と建設に少なくとも5年かかる。

 

Is battery recycling the next boom industry? Or is the world ignoring a potential problem? The Lex team is interested in hearing more from readers.

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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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