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「有識者」って何だ?

辺野古地盤 有識者 防衛省判断を追認「軟弱データ 信頼性低い」 東京新聞 20.3.12

 沖縄県名護市辺野古(へのこ)の米軍新基地建設を巡り、海面下七十メートルより深い海底にも軟弱地盤があることを示すデータが見つかった問題で、工事の助言をする防衛省の有識者会議「技術検討会」は十一日、「信頼性の低いデータで設計には採用できない」とする同省の判断を追認し、地盤の再調査は必要ないとの判断を示した。防衛省は、有識者のお墨付きを得たとして、設計変更を急ぐ構えだ。・・・

 B27地点で業者が計測した強度の実測データについて、委員は「乱れた試料で力学試験にはそぐわない」などと、設計に採用しなかった防衛省の判断を評価。同じ地層であるとして最長七百五十メートル離れた別の三地点からB27地点の強度を類推した防衛省のやり方に対しては、「近くから強度を推定することは間違いではない」と支持する意見が出たという。

 B27地点の「軟弱」データを巡っては、立石雅昭・新潟大名誉教授ら地盤や地質の専門家でつくる調査チームが、このまま施工すれば、最悪の場合、護岸が崩壊する恐れがあると分析。「科学的・技術的に審議が不十分」として、今月二日、技術検討会宛てに質問状を出していた。技術検討会は、この日の議事録や資料を後日公表することで回答に代えるとしている。

 立石氏は本紙の取材に、政府が技術検討会の会合前日の十日に「地盤の追加調査は必要ない」と閣議決定したことに触れ、「閣議決定で有識者会議に縛りをかけたようなもの。有識者の委員も政府の意向に沿って動いている感がぬぐえない。有識者会議に値しない」と批判した。

 

<こっちの「有識者」はどうだろう>

リニア有識者会議、人選案を提示 国交省が静岡県に 日本経済新聞 20.3.7

国土交通省は6日、リニア中央新幹線の着工を巡り、影響が懸念されている大井川の水資源の問題を話し合う有識者会議の委員構成案を静岡県に示した。河川工学や水文学の専門家ら6人と県の専門部会の部会長らが加わる。環境省や農林水産省など関係省庁もオブザーバーとして参加する見通しだ。

静岡県は国交省から提示された各委員について、中立性が確保されているかどうかなどを確認する。・・・

<有識者>=<専門家>

リニア専門家会議、委員案に受注業者の監査役 県が問題視 静岡新聞 20.3.12

 リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の流量減少問題で、国土交通省がJR東海を指導するために新設する専門家会議のメンバー案に、JR東海から工事を受注している大成建設の社外監査役が含まれていることが11日、分かった。県側は「JR東海の利害関係者が委員になれば、JR東海に対する指導の妨げになる可能性がある」として問題視し、メンバーの変更を求める方向で検討している。
 メンバー案は国交省が6日、県やJR東海との3者協議で提示した。氏名を示した専門家6人のうち、政策研究大学院大の森地茂政策研究センター所長が大成建設の社外監査役を務めていた。
 同大学院大のホームページによると、森地氏は交通政策が専門。JRの前身に当たる旧国鉄に在籍した期間があり、国交省交通政策審議会鉄道部会長、JR東海の中央新幹線懇話会メンバーも務めている。
 大成建設はJR東海から南アルプストンネル工事の静岡工区や山梨工区の工事を受注していて、県関係者は「監査役を務める森地氏は明らかな利害関係者で中立性が全くない。このままの案で、会議の中立性や公平性が担保されるのか」と森地氏を委員から外すべきだと指摘した。
 難波喬司副知事は6日の3者協議後の記者会見で、専門家の経歴をチェックしてメンバー案の妥当性を検討し、国交省に返答する方針を示した。



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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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