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フランス南西部農民同盟 鳥インフルエンザ殺処分地域を縮小し、養禽産業のあり方の根本的再検討を

農業情報研究所 2017213日より

 フランス・オクシタニー地域圏(南部=ラングドック・ルション地域と南西部=ミディ・ピレネー地域を統合した地域圏)農民同盟(小規模家族農民の政治活動組織)がツールーズの地域圏知事に対し、鳥インフルエンザ発生農場周辺の予防的殺処分地域hの範囲を縮小するとともに、養禽産業のあり方の抜本的再検討を要求する書簡を送った。

 さし当り、予防的殺処分が命じられる地域は発生農場から半径1キロメートルの範囲に限定、自給自足的養養禽(庭先養鶏)は除外し、長期的には、農民を助け、恒久的に鳥インフルエンザから護るために、南西部の養禽産業のあり方を抜本的に再検討しなければならない。

 「産業にかかわる者すべてが、集約的生産方法、飼育密度、輸送がウィルスの拡散を助けていることを認めている」、この密度を「減らし」、逆に「小規模農場と自律的(外部依存的でない)システムの小規模飼育を奨励し」、 「加工施設を再配置し」、「抵抗力のある品種の研究を発展させる」ことを提案するという。

 地域農民同盟活動家のOlivier Lozatは、「この危機は工業的畜産を問い、農民的動物飼育を支援する思いがけないチャンスだ」と言っている。

 La Confédération paysanne demande la limitation des abattages préventifs,Agrisalon,17.2.13

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Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務

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