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「原発ゼロ法案」支持求め?蓮舫民進党代表が労組行脚 脱原発確約で労組より国民の信頼を勝ち取れ

 民進党が「原発ゼロ基本法案」の策定を検討する方針を明らかにした。安倍政権との違いを明確にするとともに、原発再稼働に反対する共産、自由、社民各党との共闘を加速するのが狙いとのこと。

 

 原発ゼロ法案を検討=民進政調会長 時事 17.1.29

 

 ところが、これが一部の民間労組の猛反発を招いた。安倍政権が主導する賃上げの実現も民間労組の民進党離れを加速している。かくてはならじと思ったか、蓮舫代表は理解を求めるために労組行脚を始めたそうである。

 

 先ずは14日、民進党支持率は約18%と自民党の約23%という昨年45月実施の組合員25000人へのアンケート調査結果を先週公表した鉄鋼や造船重機の労働組合でつくる基幹労連の本部を訪れた。

 

 週内に電力総連や電機連合も訪れる。電力総連の組織内議員である小林正夫参院議員らは9日、原発再稼働の議論を拙速に進めないよう野田佳彦幹事長に申し入れるなど党内のきしみが浮き彫りになっているという。

 

 民進、労組支持離れに危機感 脱原発引き金、蓮舫氏が説明行脚 日本経済新聞 17.2.15

 

 蓮舫氏、訪問した労組で何を訴えるつもりだろう。「原発ゼロ基本法案」を策定するからどうぞ支持をとでも言うのだろうか。今は自身の護身以外は何も念頭にないほどに保守化した労組の変身を促すのは至難の業だろ。党内基盤もないから「原発ゼロ基本法案」策定を確約できるわけでもない(言うだけはできるが)。

 

 蓮舫氏、労組行脚はお門違いではないか。国民の6割近くが原発再稼動に反対している(原発再稼働「反対」57% 朝日新聞社世論調査 朝日新聞 16.10.18原発再稼働に反対6割 本社世論調査 日本経済新聞 16.2.19)のに、政党支持率では原発推進の自民党が常に4割近くを維持、民進党支持率は一貫して1割にも届かない(NHK政治意識月例調査:http://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/political/2016.html)。何故なのか、真面目に考えたことがあるのだろうか。

 

 改憲、国防、自由貿易協定・・・、どれもこれも無定見で民進党が何を考えているのか分らない、民進党だからこうだろうというイメージが湧かない、原発についてもそうだ。せめて原発問題だけも国民に確たるイメージを与えることができれば、多少なりとも支持率を上げることもできるだろう。労組と原発地元自治体住民以外の過半数の国民は、間違いなく脱原発を望んでいるのだから。

 

 労組行脚もいい。労組の脱原発支持を取り付けられれば言うことなしだ。しかし、労組があくまで脱原発に反対と言うなら、労組の民進党離れを恐れることなく、党はもはや労組を当てにしませんと自ら労組離れを選ぶべきだろう。そうすることで、民進党離れの労組員以上の「一般」国民の支持を獲得できるだろう(そのためには口だけ達者な無能幹事長をはじめとする幹部党員の追放が必要かもしれないが)。

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Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務

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