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 規制委 水蒸気爆発を想定し審査はしていない 玄海原発3、4号機

 22日、玄海原発3、4号機の再稼働に関する国と九電による説明会が30キロ圏外の武雄市で開かれた。30キロ圏外だからだろうか、事故に際してここにも大き影響が及ぶ可能性が高い「水蒸爆発」(注)が起こるかどうかに質問が集中した。原子力規制庁は「海外の知見も踏まえて水蒸気爆発が起きないことを確認している」と繰り返し、万が一、爆発が起こる想定に関しては「審査していない」と答えたそうである。

 武雄で玄海再稼働に関する県民説明会 佐賀新聞 17.2.23 

 (注)原子力発電を考える(第4回) 水素爆発、水蒸気爆発、核爆発(松浦 晋也  ITpro,2012/4/12            

県民説明会が始まるのを前に佐賀県を訪れた田中俊一規制委委員長は、佐賀新聞の質問に対し、新規制基準は「福島のような事故を二度と起こさない、相当に厳しいものだ。それは長期避難の必要がないほどだ」、「周辺住民に過剰な放射線被ばくをもたらさないのと同時に、環境を汚染して長期に戻ることのできない状況を作り出さないようにすることが新規制基準の骨格だ。具体的には重大事故が発生しても半減期の長い放射性セシウム137の放出量を福島の100分の1以下にする」などと答えている。

 原子力規制委員長「屋内退避の重要性理解を」 佐賀新聞 17.2.16

 田中原子力規制委員長に聞く 住民自らの勉強を支援 佐賀新聞 17.2.16 

 水蒸気爆発想定した審査もせずにどうしてこんなことが言えるのか。

 武雄市の説明会参加した一高齢者は「国の説明を聞いて「安全対策が十分かどうかは判断できないが丁寧だった」と話したそうである。説明が「丁寧」でも(というより丁寧であればあるほどと言うべきか)、「安全対策が十分かどうか」判断できない。

 やっぱり規制委は信用できない。昨日も、想定する地震の揺れ(基準地震動)について過小評価の恐れがあると地震学者の島崎邦彦東京大名誉教授が指摘していたにもかかわらず再計算を拒み、大飯原発3、4号機は新基準「適合」の判断を下した。

 大飯3、4号機「合格」 安全性を確保できるのか 福井新聞 17.2.23

 大飯3、4号機「適合」 専門家「待った」地震「過小評価」残る疑念(核心) 東京新聞 17.2.23 朝刊

 大飯原発3、4号機「合格」判断=地震動評価、過小恐れのまま・規制委 時事 17.2.22

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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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