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ビキニ水爆実験被災船員 労災認めず 有識者=ヤブに何が判る

 「1954年に太平洋・ビキニ環礁付近で米国が実施した水爆実験で被ばくし、健康被害に遭ったとして、高知県内の元船員らが、全国健康保険協会に事実上の「労災認定」を求めた集団申請に対し、同協会は25日までに認定しないことを決めた。

 ビキニ水爆実験は54年3~5月、計6回実施され、日本船は広範囲で被災。周辺海域で操業していた漁船に乗り、その後がんなどを発症したとして、昨年2月、県内の元船員や遺族10人が申請。更に宮城県や高知県室戸市の元船員が加わった」。

 「同協会は、病気と被ばくとの因果関係調査のため、有識者会議(代表=明石真言<まこと>・量子科学技術研究開発機構執行役)を設置して検討したが、「放射線による健康影響が現れる程度の被ばくがあったことを示す結果は確認できなかった」とする報告書をまとめた」(ビキニ被ばく:健保協会、労災認定せず 高知の元船員ら 毎日新聞 17.12.25)。

 そこで同協会は労災認定しないことに決めたということのようだ。

 

しかし、「放射線による健康影響が現れる程度の被ばくがあったことを示す結果は確認できなかった」と言うためには、①「どれだけ被ばくすれば健康影響が現れる」のか、②元船員はどれだけ被ばくしたのか、この二つの問いに答える必要がある。

 有識者会議はどう答えているのか。新聞報道では何も分らない。「元船員らを支援してきた太平洋核被災支援センターの山下正寿事務局長(72)は「報告書では申請者側が求めた資料の検討などがなされておらず、踏み込んで調査しようとしていない」(「古いデータを寄せ集めただけで、十分な検証がなされたとは言えない」=東京新聞12.26 3面)と話している」というから、有識者は、この問題にまともに取り組もうとしてないのだろう。福島原発事故の健康影響について「放射線の影響とは考えにくい」と繰り返す御用「ヤブ医者」同然ではないかと疑う。ヤブに何が判る。(ちなみに小生は余命3年と言われてから6年半生き延びています

申請していたマグロ漁船「第十三光栄丸」の元船員、谷脇寿和さん(83)=高知県土佐清水市=は「納得がいかず、言葉にならない。第五福竜丸と同じく被ばくした僕たちが認められないとは」と述べた」そうである。

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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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