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手抜き除染袋問題は無視 復興事業着実に 中川環境相 大臣・知事の手抜きで明るい福島の未来

 中川環境相が9日、福島県庁で内堀知事と会談、東京電力福島第1原発事故に伴う県内の除染で生じた土などを保管する中間貯蔵施設の用地について、昨年12月末現在で契約した用地面積は約775ヘクタールで、全体面積1600ヘクタールに対する割合は48.4%、民有地1270ヘクタールに対する割合では61%となったことを報告した。除染で生じた土を再利用する実証事業や、帰還困難区域で除染やインフラ整備を併せて行う「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)の整備などについても、着実に事業を進めていく考えを示したそうである。


 民有地の6割契約 中間貯蔵施設用地、環境相が知事に報告 福島民友 18.1.10


 しかし、防水用内袋を閉めていない手抜き除染土袋(フレコンバッグ)の問題(福島除染「手抜き」 汚染土詰めた二重袋の内袋を閉めず 1000袋発見 東京新聞 18.1.1除染手抜き 飯舘以外でも 元作業員証言 南相馬、浪江など 東京新聞 18.1.3)には全く触れなかったようだ。



 中間貯蔵施設に何時運び込まれるとも分らず野積みにされているこれらの袋から汚染水が漏れ出すのをどう防ぐか、これは差し迫った課題のはずだ。中川氏は「膨大な量があり、すべて開けて(内袋を)確認するのは物理的に不可能。かえって袋の中の土壌などを飛散させてしまう恐れがある」と、この課題に取り組みつもりはないらしい。膨大な量があるからこそ問題だというのに。一方で除染を進めながら、他方で新たな汚染が広がるのを放置して着実に復興事業を進める?“内堀知事も「中間貯蔵施設や復興拠点整備に向けた除染、解体などを着実に進めることが福島の復興にとって極めて重要。環境省を挙げて、この難しい課題に真摯(しんし)に取り組んでほしい」と求めた”そうだが、手抜き除染袋の問題には何も触れなかったようだ。


 手抜き大臣と手抜き知事、明るい福島の未来である。

 

 関連:手抜き除染袋置き場 環境省 空間・地下水線量「異常」なしの証拠を示せ



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Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。

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原発は核廃棄物の安全な処分方法の確立を待たずに見切り発車すれば破滅的災厄をもたらす(フレッド・ホイル)。事故だけではない、原発そのものが問題です。

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