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原発事故“うつ”・自殺 原発関係主要ニュース:2018年2月19日

<原発事故>住民実態調査「うつ病に近い傾向」半数超 負担色濃く 河北新報 18.2.19

 福島大うつくしまふくしま未来支援センターは15日、福島県双葉郡の住民を対象にした実態調査の最終報告を公表した。半数以上がうつ病に近い傾向を示し、東京電力福島第1原発事故後の精神的負担が色濃く残る様子がうかがえた。
 精神的な健康状態は世界保健機関(WHO)の指標を基に、最近2週間「明るく楽しい気分で過ごした」「ぐっすりと休め気持ちよく目覚めた」など5項目を6段階で選んでもらい点数化した。
 うつ病傾向を示す13点未満が回答者の56.5%に上った。2011年秋の前回調査の74.3%よりは17.8ポイント減った。
 調査を主導した丹波史紀客員准教授(社会福祉論)は「一定の改善は見られるが依然として高い。原発事故からの時間経過で、被害実態が伝わらなくなっているという苦悩があるのかもしれない」と分析した。

<飯舘村自殺訴訟>あす判決 原発事故との因果関係が争点 避難苦に102歳男性 河北新報 18.2.19

<飯舘村自殺訴訟>原告大久保さん 判決を前向く区切りに 河北新報 18.2.19

 ・・・原発事故は全てを変えた。強制避難のニュースに文雄さんが「ちょっと長生きしすぎたかな」と漏らすのを聞いた。翌朝、「よそ行きの服」を着た文雄さんが、自室で亡くなっているのを見つけた。2カ月後、膵臓(すいぞう)がんを患っていた一男さんも66歳で亡くなった。
 提訴は2015年7月。「じいさんの死で金をふんだくるのか」。心ない言葉を浴びせられたこともある。 

それでも義父の苦しみを知ってほしかった。「ここから一歩も出ず、家を守り続けてきた人間に『村を出ろ』と言うのは『死ね』と言うのと同じ」
 美江子さんは現在、南相馬市の避難先に1人で暮らす。飯舘村の自宅はリフォームを進め、来年春に戻るつもりだ。
 息子は結婚し、孫も増えた。息子たちは「いつか村に」と言ってくれている。文雄さんがそうだったように、自宅でにぎやかに暮らすのが夢だ。「人が集まるのが大好きだったじいちゃんへの供養にもなる」
 原発事故から間もなく7年。東電は裁判で原発事故と自殺の因果関係を否定。謝罪の言葉はまだない。「線香の一本くらい立ててほしい」と思う。




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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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