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東京マラソン=日本記録で1億円 原発事故=仮設提供のカネも出せない

同じ日本人の余りに対照的な境遇を何気なく伝える今日付けの東京新聞の二つの記事に日本人は何を想う?やっぱりこの国、どうかしている?ただ、1億円の報償にふさわしい生き方を生涯にわたり強要されるであろう悠太君(私の孫と同名である)には同情申し上げる。

 

1.東日本大震災復興支援事業も無関係ではない東京マラソン201816年ぶりに日本記録を更新する走りで2位に入った設楽悠太に日本実業団陸上競技連合は報奨金として1億円を贈る。設楽言うに、「想像できない金額。めちゃめちゃうれしい。みんな『ご飯をおごれ』と言われている」(1億円の目録贈呈 「想像できない額」 東京新聞 18.2.27 朝刊 21面→【Project EXCEED®】設楽悠太選手(Honda)に日本記録褒賞、井上大仁選手(MHPS)に奨励賞 日本実業団陸上競技連合)。

 

2.「未明からの雪がうっすらと残る。ドアに「空室」の張り紙が増えた仮設住宅地はひっそりしていた。福島県いわき市にある「高久(たかく)第9、10仮設住宅」。原発事故で楢葉町からの避難先の一つになった。

「もう一年、いられればよかったんだけどね」。四畳半の居間。干した洗濯物に囲まれ、西川ノリ子さん(66)はため息をつく。あと一カ月で、今も暮らす約二百世帯四百五十人全員が退去するしかない。・・・

「夫と楢葉に帰るにしても、訪問介護に来てくれる人がいない。この仮設なら来てくれたから。そんなこんなでなかなか決められなかった」。帰町を決心したのは、夫の初盆が過ぎた昨秋のことだった。

実際、楢葉町の訪問介護サービスは人手が足りない。多くを担う町社会福祉協議会では、原発事故前に十八人いた動けるスタッフが今は三人だけだ。

西川さんの自宅は避難中の放置で住めないため新築するが、完成は今年秋。それまでの間、いわき市内の別の仮設へ入居が特別に認められた。それでも、同居している八十代の両親とともに「二度の引っ越しは大変」と言う。

楢葉町の自宅そばには、除染廃棄物の入ったフレコンバッグが並ぶ。除染は家の敷地から二十メートルまでで、山林はなされていない。・・・」

仮設打ち切り 怒りの春「何もできねえうちから戻れって。早いんでねえか」 東京新聞 18.2.27 朝刊 1

ついでに、「福島は復興再生の動きが本格的に始まった。介護サービスや医療の確保、教育環境の整備、(福島県沿岸部に新産業を集積する)イノベーション・コースト構想を推進する」と言う復興相の言葉が白々しい(<震災7年>吉野復興相に聞く/後継組織 国民の理解前提 河北新報 18.2.27)。

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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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