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東京五輪 福島県が復興ぶりを世界にアッピール 「産官学」笛吹けど「民」は踊ら(れ)ず?

農業情報研究所 2017年3月22日より

 

福島県が東京五輪の県内開催を機に、産官学連携で復興ぶりを世界にアッピールする体制を整備するそうである。 

県営あづま球場での野球・ソフトボールの一部試合の実施決定を受け、スポーツを通じた国際交流を促進するとともに県内のホストタウンと連携して県産食材や地域の魅力を伝えて訪日外国人の誘客を目指すという。 

内堀雅雄知事は「開催決定で(福島は)世界の注目を集めることになる。県民が復興への努力を続ける姿を丁寧に伝えたい」と言っている。 

産学官連携で復興状況発信 東京五輪の県内開催受け 県、新年度体制整備 福島民報 17.3.22 

結構だ。だが、「産官学」笛吹けども民は踊ら(れ)ずの結果とならないか心配だ。福島県民の半分が、元のような暮らしができるのは「20年より先」と思っている。 

(東日本大震災6年)元の暮らしまで「20年超」が5割 福島県民世論調査 朝日新聞 17.3.3 

内堀知事だって今年1月、マラソンに例えれば30キロ地点と言う今村復興相に対し、「避難指示区域ではまだスタートラインに立っていない地域もある。解除された地域も復興の序の口だ」と反論しているではないか。 

福島復興、認識にズレ 復興相「マラソン30キロ地点」 知事「スタート前の地域も」 朝日新聞 17.1.29

「豊かな自然の恵みに包まれて暮らしてきた県民にとって、野遊びを禁じられた喪失感は計り知れないほど大きい」。

阿武隈川の遊漁未解禁 続く魚汚染、豊かな川どこへ 東京新聞 17.3.21 朝刊 4 

そんな県民は、せいぜい震災以来身についてしまった「作り笑い」で訪日外国人を迎えるしかないだろう。

「震災も原発事故もまだ終わっていない」 「ふたば未来学園高校」演劇で伝える 東京新聞 17.2.5 朝刊

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Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務

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