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松枯れ防止、農薬の効果に疑問 沖縄夜間中学 辺野古・米軍 今日の内外注目記事:2018年4月19日

松枯れ 農薬散布割れる評価 信濃毎日新聞 18.4.19

 松枯れ対策として県内市町村が実施している農薬散布。その効果を巡って18日、二つの見解が示された。健康被害の有無も含め、農薬散布に対する県民の関心は高い。自治体などによる踏み込んだ調査と効果の検証が必要と言えそうだ。
 県が農薬散布の効果を検証するため2016年度に取りまとめた県内10カ所の調査について、植村振作・元大阪大大学院助教授(81)=環境科学=が分析し、6カ所は調査方法が不適切だったため効果の判定が不能で、残る4カ所のうち3カ所は統計学上「効果があるとは言えない」との見解を18日までにまとめた。
 県は16年度までの3年間、松本市と安曇野市、大町市、埴科郡坂城町、東筑摩郡生坂村、下伊那郡豊丘村に調査を依頼。散布区域と散布しなかった区域で枯れたアカマツの本数の推移をまとめ、県は毎年度、被害木の割合だけを公表してきた。
 植村元助教授は、県への情報公開請求や各市町村の聞き取りを行い、対象区域の地理的条件や過去の農薬散布の有無、調査対象の木や被害木の実数などのデータを入手し、16年度分について統計学的な手法で分析した。
 その結果、過去に散布が行われていた林や、一般的に被害が出やすいとされる道路沿いを調査地点に選ぶなど「比較するのが適切でない」事例が10カ所のうち6カ所に上り、植村元助教授は効果は「判定不能」とした=表。
 残る4カ所について分析した結果、散布と松枯れ防止の因果関係が認められ「効果あり」と評価したのは、無人ヘリコプターで散布した安曇野市の1カ所。有人ヘリによる生坂村と無人ヘリによる松本市穴沢、坂城町の3カ所は因果関係が認められず、「効果なし」とした。植村元助教授は取材に「散布区でも被害が少しずつ増えており、散布は中断して対策を見直すべきだ」としている。

  『薬剤散布は松枯れ防除に効果があるのか』~長野県「枯損木状況調査概要」検討結果報告~

 

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Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。

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