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観光都市京都は京大タテカンが象徴する無法都市だそうで 大学自治はどこへ

 昨日、東京新聞特報欄の京大名物のタテカン消える?1853日 朝刊 24-25面)なる記事を取り上げました。

 タテカンが「良好な景観」を壊す「屋外広告物」に当たるとする市―大学の一方的な撤去通告は「憲法が定める表現の自由などに触れかねない面もある」という趣旨の記事でした。これは「大学管理強化を象徴」するもので、「学問の自由」や「大学の自治」もいまや「風前の灯」といった論調です。

 60年安保闘争に始まり、「大管法」闘争で大学生活を締めくくった私自身も、世も末じゃ せなの銀杏が泣いている(時評日日 17.11.26))と嘆いたものです。

 ところが、これを見た読者の一人・イチロウからこんなお叱り(コメント)をいただきました。

 

「京大立看は、屋外広告物法違反です。 広告内容は関係ありません。
 むしろ、京都市が何故今まで放置していたのか、が問われるでしょう。 
 京都大学と雖も法令の適用には例外を設けてはなりません。 公道に係る土地に置かれた違法屋外広告物であり、簡易に「除却」が可能なのですから、速やかに「除却」し、市で保管しておくべきです。 
 当該違法屋外広告物を現在まで放置して来た京都市の法令無視の行政は、行政庁として様々な問題を抱えている市の内情を物語ります。 今まで、相当数の市職員が逮捕されて来たことが市の姿勢を物語るのです。
 観光で有名な京都市ですが、内実は、違法・無法がまかり通り出鱈目も良い処です。
 違法・無法は、様々な分野にありますが、これ程までに市民の眼にされされる
(ママ)分野で今まで放置されて来たものも珍しいでしょう。

 

 非営利目的の「京大立看」が京都景観条例の規制対象をなす「屋外広告物」であるとか、ましてそれが「違法」屋外広告であるとか、どうして断言できるのか、小生にはチンプカンプンだ。議論のしようもない。

 一つだけ言っておこう。イチロウ氏、市条例の「屋外広告物」規制の根拠法をなす「屋外広告」をご存知だろうか。こう書いてあります。

「第29 この法律及びこの法律の規定に基づく条例の適用に当たつては、国民の政治活動の自由その他国民の基本的人権を不当に侵害しないように留意しなければならない」(改正昭和48・9・17・法律 81号による追加条項)

京大の駒込武教授(教育学研究科)は、「タテカン設置は、憲法が定める表現の自由の常識的範囲内だ。・・・『自由の学風』を自ら捨て去るのか」と批判しているそうである。

上智大の中野晃一教授(比較政治)は、「改憲のスケジュールを本格的に進めるときに、邪魔になるのは報道機関や大学教授、学生から上がる反対の議論だろう」、京大のタテカンは単純に景観の問題にとどまらない。「政権にとっての雑音を抑え込む上で表面化した、統制の一場面かもしれない」と心配する。

イチロウ氏、コメントは自由ですが、これ以上付き合っている暇はございません。

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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。

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