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メガソーラー 見るも無残な日本列島(シリーズ7 岡山県)

太陽光バブル 晴れの国からの報告/3 新条例で乱立規制へ 岡山市、環境アセス義務付け 真庭市、蒜山高原の設置中止 /岡山 毎日新聞 18.6.17

 

太陽光バブル 晴れの国からの報告/2 美作・作東地区 「環境破壊」住民訴え 森林にメガソーラー/岡山 毎日新聞 18.6.16

 「緑あふれる山がこの通りよ。腹立たしい限りだ」

   

 美作市作東地区。この地で農業を営む岡本昌弘さん(59)はため息を漏らす。目の前には、山肌をさらした森林跡が広がる。国内最大級という出力257メガワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)の設置に向け、ブルドーザーなどの重機があちこちで作業を続けている。

 メガソーラーの建設を進めているのは、東京のエネルギー企業「パシフィコ・エナジー」。県に提出された事業概要などによると、約410ヘクタールの斜面に約75万枚の太陽光パネルを設置する計画で、来年秋に稼働する予定だ。年間発電量は一般家庭約8万1000世帯分に相当する。

 会社側による地元向けの説明会が最初に開かれたのは2016年春。ゴルフ場の跡地に加え、周辺の山林を切り開く計画が示された。土砂災害や環境保全を懸念する住民は反対の声を上げ、昨年2月、工事を許可しないよう求める約1250人分の署名を県に提出した。だが県は翌月、県土保全条例に基づき工事の許可を出した。岡本さんは「事業者から『地元の同意書が無くても開発を進めます』と聞かされ、急いで署名を出した。ゴルフ場の跡地に限って許可してほしい気持ちだったが、県には見事に裏切られた」と肩を落とす。

 

太陽光バブル 晴れの国からの報告/1 赤磐 グリーンタウン殿谷 反射や炎熱、住民悲鳴 /岡山 毎日新聞 18.6.15

ブーム過熱 「我が家」の隣にパネル

 自然が豊かで、丘陵地からの眺めが美しい赤磐市の住宅地「グリーンタウン殿谷」。1980年代のバブル崩壊前に開発が始まった住宅地だが、売れ残って半分以上の区画が空き地だ。そこに数年前から、太陽光パネルが設置されるようになった。住宅41区画に対し、太陽光パネルがあるのは61区画に上る。

 「家の中なのに、手で反射光を遮ったりしながら歩かないといけない」

 パート女性(55)の自宅北側の空き地に、パネルが並ぶようになったのは5年前。以来、パネルの反射光に悩まされるようになった。カーテンはいつも閉めたまま。夏にはパネルが熱を発するため、たまらず事業者に相談。2年前から、夏だけは日よけのネットをパネルの周りに付けてもらうようにした。

 別の40代女性は景観の良さが気に入り、9年前に和気町から移住した。しかし、4年前に突然、自宅南側の空き地にパネルが設けられた。「2階の窓から見下ろすと、まずパネルが目に入るようになった。ここは風が強いので、台風が直撃した時にパネルが飛んで来ないか不安だ」と話す。パネル周辺は雑草が伸びたままで、誰かが手入れに来る様子はない。

 町内会は昨年4月、町内3カ所にパネル設置反対を訴える看板を取り付けた。その後、ペースは落ちたものの、空き地へのパネル敷設が続いている。






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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。

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