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米国陪審、元校庭整備員の悪性リンパ腫の原因はラウンドアップ除草剤・グリホサート

農業情報研究所2018812日より転載

サンフランシスコ上位裁判所の陪審は10日、末期がん(悪性リンパ腫)の元校庭整備員の病因は、世界中で広く使われているモンサント社のラウンドアップ除草剤・グリホサートであると認め、モンサントに対し28900万ドルの支払いを命じた。

Jury orders Monsanto to pay $289 million in Roundup cancer trial,CBS News,18.8.10

 除草剤で末期がんに、米裁判 陪審がモンサントに約320億円の支払い命じる評決 AFPBB 18.8.11

 グリホサートについては2015年、WHO(世界保健機関)の癌専門部門である国際癌研究機関(IARC)が、「人に対しておそらく発癌性がある物質(グループA)」に分類した(WHO専門機関 除草剤・グリホサートは”人に恐らく発癌性がある”物質に分類 

農業情報研究所 15.3.21

 しかし、EUの食品安全機関(EFSA)は、人に対する発癌性を呈することははありそうにないと評価するなど(グリホサートに発癌性はなさそう EUのリスク評価 急性参照用量も初めて設定 農業情報研究所 15.11.14))、グリホサートの発癌性に対する世界の評価は割れている。

 その発癌性を実質的に認めた今回の判断は、グリホサートの安全性の再評価の動きを世界中にまき起こすことになりそうだ(Etats-Unis, Argentine, Sri Lanka... le glyphosate face à la justice internationale,Le Monde,18.8.12)。
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プロフィール

Author:寿
農業情報研究所(WAPIC)=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/の所長・所員・小使いを兼務。原発事故で「明るい農業・農村」の夢を失った老い先短い老人です。かつての行動派も病魔のために身体不如意、情報提供と批評に徹します。

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